2015年4月7日火曜日

150406

805日目
ブログやホームページを見るとメールアドレスを表示する時、リンクにならないように@を全角にしてあるところを見る。
そもそもメールアプリ的なやつやブラウザのページを開かなきゃメール打たないんだから大した手間ではないと思っていた。しかし今日、自分のこのブログのようなものに多くのアクセスが有るのを見ると、「機械的にアクセスしてメールアドレスを探して自動でテンプレメールを作成して送るツール」が作れるんだろうな、と考えた。うかつにurlやメールアドレスを表示しないほうがよさそうだ。

最近は考え事をしているとき、おおまかなテーマは「社会の中での人間とは」である。
もう、駆け出し思想家とかでもいいんじゃないかな。
昔の思想家も普通に働き、社会を見ながら、時間が開いた時には思想にふけっていたに違いない。少なくとも、働いて食えねばならんよ。


・今日のアレ
「石炭」
古代の植物が完全に腐敗分解する前に地中に埋もれ、そこで長い期間地熱や地圧を受けて変質(石炭化)したことにより生成した物質の総称。植物化石とも考えられる。

他の化石燃料である石油や天然ガスに比べて、燃焼した際の二酸化炭素 (CO2) 排出量が多く地球温暖化問題の面からは不利だが、天然ガスも石油も数十年の埋蔵量しかないのに比べ、石炭は110年程度の埋蔵量がある。また石油と違い政情の安定している国の埋蔵量が多く、価格も安定しているほか、日本を含む多くの国にとって石炭は有事の場合に自給可能な唯一の燃料でもある。
30万トンの大型石炭船も就役している。


現在の地球上では枯れて倒れた樹木は大半がシロアリやキノコに代表される菌類や微生物によって分解されてしまうが、石炭ができるためには完全に分解される前に地中に埋没することが必要である。
特に古生代においてはそれら分解者が、まだ出現していなかったり少数派であったため大量の植物群が分解前に埋没していた。
また、植物の遺体が分解されずに堆積する場所として湿原や湿地帯が挙げられる。これらの場所においては植物の遺体は酸素の少ない水中に沈むことによって生物による分解が十分進まず、分解されずに残った組織が泥炭となって堆積する。泥炭は植物が石炭になる入り口とされている。他の成因として大規模な洪水で大量の樹木が湖底等の低地に流れ込んで土砂に埋まることも考えられる。地中に埋まった植物は年代を経るに従って 泥炭→褐炭→歴青炭→無煙炭 に変わってゆく。この変化を石炭化と呼ぶ。

石炭化は地中に埋まった植物が地圧や地熱を受けて変化する総称である。
これは多様な化学反応を伴った変化である。セルロースやリグニンを構成する元素は炭素、酸素、水素であるが、石炭化が進むに従って酸素や水素が減って炭素濃度が上がってゆき、外観は褐色から黒色に変わり、固くなってゆく。炭素の含有量は泥炭の70%以下から順次上昇して無煙炭の炭素濃度は90%以上に達する。化学的には植物生体由来の脂肪族炭化水素が脱水反応により泥炭・褐炭になり、次に脱炭酸反応により瀝青炭となり、最後に脱メタン反応により芳香族炭化水素主体の無煙炭に変わってゆく。
植物が石炭化する速度は地中での圧力や温度の影響を受ける。日本は環太平洋造山帯に位置し地殻変動が盛んなため、諸外国の産地よりも高温・高圧にさらされて石炭化の進行が早いとする説もある。

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