872日目
仕事だからしっかり取り組まなくてはいけないという思いがある。
しかし、与えられた仕事をそれなりにこなせる力は未だなく、思いだけが突っ走り余計な疲弊をしているようだ。
そこで、以前買って読み途中の本に載っていたことを思い出す。
試験のために頑張って精一杯の力を出しきり、よくやったといえるような人と、同じ試験内容でもこれならば知っています、と平然と出来るような人間がいるとした時、客観的に欲しいと思うのは当然だが後者である。
何か技を身につけるのならば、それを平然とやってのけるような職人になれるように研鑽を続けたいものだ。
とどのつまり、「へい、一丁上がり」と軽やかに出せるほどの知識と腕を身につけることが優れた技術者になることだろう。
わからないから足を止めるでもなく、わからないからせめて一生懸命アピールをするのではない。
わからないことを見つけわかるよう努め、次にまたやる時、そのまた次にやる時に徐々にスマートに出来るよう復習と準備を大切にすべきではなかろうか。
・今日のアレ
「山城」
やまじろ。
険阻な山を利用して築かれた城。日本においては、江戸時代の軍学者によって分類された地形による城の分類法の一つ。
高地は軍事的防御に有利であり、山に城郭を築く行為は場所と時代を問わず普遍的に行われている。山城とは呼ばないが、近代の旅順要塞やマジノ要塞も山に築かれた要塞群であって、機能は似ている。城は、防御に有利な地形に築くことが望ましく、険しい山はその条件を満たすが、住むには不便であり、守るべき対象である人の居住地から離れている。したがって、山城は防御専用として造られることが多かった。城主は、平時には麓に住民と共に住み、敵が来襲すると山上の城に立て籠もる、といった使い方がなされたようである。
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