2014年11月5日水曜日

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652日目
まだサバ治んねえのかよ、とお思いのあなたへ。今、鯖見てないで図書館で借りた本の返却期日が近付いているのでちょっとお勉強している。もっと早くやれ、と心のなかで思いつつ。

なにかやるときの思考の段取り的なのを説明しているらしいのでこれを読んで作業効率アップさ(願望)

・今日のアレ
「アフターバーナー」
ジェットエンジンの排気に対してもう一度燃料を吹きつけて燃焼させ、高推力を得る装置である。
ガスタービンエンジンの理論空燃比は、空気 : 燃料 がおおよそ 15 : 1であり、熱効率やエンジンの小型化の面ではこの混合比で燃焼させるのが最も望ましいが、実際は60 : 1程度の薄い混合比で燃焼させている。そのため、燃焼室とタービンを通過してきた排気には、吸気時の約75%の酸素が残っている事となる。この十分に酸素を残した高温の排気中に燃料を改めて噴射し、点火することにより燃焼させることで推力増加を狙ったものがアフターバーナーである。ただし、燃焼によるエネルギーをほとんど仕事として回収せず高温のガスを高速で後方に吹き出すことになるので効率は極めて悪い。


大掛かりな装置を必要としない上にアフターバーナーを使用しない場合と比べると50%程度の推力向上が期待できるが、得られる推力に比べ燃料消費が非常に大きい。例えばF-15はミサイルなどの武装を一切搭載せずに巡航速度で飛行すれば数時間は飛行可能だが、アフターバーナーを全開にし続けると15 - 20分で燃料を使い切ってしまう。
重量や設置空間に厳しい制限があり、一時的に高出力を要求される場合に使用されることになる。軍用の航空機、特に戦闘機で空中戦を行う場合においては、巡航時よりはるかに強大なエンジン出力を要する一方で重量軽減の要求も大きく、かつ高い出力を要求される機会も限られている。こういった要件に合うため、アフターバーナーが装備されている。

大量の燃料を消費するため使用される場合は限られ、主に高推力が必要なときのみ使用される。旅客機や爆撃機の場合は離陸時と超音速飛行への遷移時に、戦闘機の場合はそれに加え、戦闘機動時にも用いられる。

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