225日目
宮崎駿監督が引退するというニュースが千葉県野田市、埼玉県越谷付近で発生した竜巻のニュースに負ける日。
竜巻は、規模は小さいが通った範囲はそれなりに破壊する威力があり、プレハブはまるごと、新しそうな家でも屋根くらいは持って行かれているようで困ったものだ。 せめて付近には発生してほしくない。
漫画の取捨選別をするにあたり読みふけるなどして、案外進まず。本棚の一段を見た結果1/6くらいしか破棄できない段だった。他の段は減らせると良いがね。あまり捨てられなさそうでよろしくないような。
大学の教科書は7,8割残ってるから重い。
・きょうの引き伸ばし
「ゴム(弾性ゴム)」
ゴムはゴムノキの樹液(ラテックス)によって作られる天然ゴムと、人工的に合成される合成ゴムが存在する。
天然ゴムはゴムノキの樹液に含まれる cis-ポリイソプレン [(C5H8)n] を主成分とする物質であり、生体内での付加重合で生成したものである。樹液中では水溶液に有機成分が分散したラテックスとして存在し、これを集めて精製し凝固乾燥させたものを生ゴムという。生ゴムも弾性材料として消しゴムなどに使われるが、硫黄による加硫により架橋させると広い温度範囲で軟化しにくい弾性材料となる。硫黄の他に炭素粉末を加えて加硫すると特性が非常に改善され、その含有量によって硬さが変化する。多くの硬質ゴム製品はこの炭素のために黒色をしている。
イソプレンを化学的に重合させたポリイソプレンは合成ゴムの一種であるが、天然ゴムのポリイソプレンとはいくらかの構造的違いがある。
まず合成ポリイソプレンでは現在のところ100%シス体を得ることはできず、少量のトランス体が含まれている。また天然ゴムはポリイソプレンの他に微量のタンパク質や脂肪酸を含むが、合成ポリイソプレンにはそのような不純物はない。
天然ゴムは殆どシス型のポリイソプレンから出来ているが、その一方トランス型のポリイソプレンから出来ているものをガタパーチャまたはグッタペルカと言う。ガタパーチャは東南アジアに野生するアカテツ科の常緑高木グッタペルカノキなどのラテックスから作られる天然樹脂の一つであり、天然ゴム、ガタパーチャ双方ともポリイソプレンから出来ているが、天然ゴムは弾性を示し、グッタペルカは弾性を示さない。この弾性の違いは幾何異性体の性質によるものである。
合成ゴムには、ポリブタジエン系、ニトリル系、クロロプレン系などがある。いずれも付加重合または共重合によって得られる。
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